進化する現在の「そろばん学習」
習っていない人も、習った人も「そろばん学習」はもう古いと思っていませんか。現在の「そろばん学習」は暗算主流の学習です。3桁のたし算、ひき算を一度に計算したり、2桁×2桁のかけ算や4桁÷2桁のわり算を暗算ですることができるようになります。
さらにパソコンを使った、フラッシュ暗算の練習で、その能力を一層伸ばすことができるようになります。
現在のそろばん学習は、頭の中に優秀な計算機を持つことを目指した学習なのです。そろばんはそのための、学習ツールです。数字を好きになり、上手に使えるようになるための学習なのです。
算数(数学)が好きになる
暗算ができるということは、勉学の基礎となる数字を自在に使えるということです。数字や計算が得意になり、数学が好きになってきます。超越的なスピードで計算できることはパソコンを自分の中に持っているということです。
それは数字を上手に使えることであり、数字の概念を理解することです。算数(数学)が好きになることにつながります。
子供達の選択肢
人間が発明したものの中で、最も重要なものの一つが、数字でありその原理です。それは現在に至る文明の基礎となっています。また、自然の真理や物理法則を理解する上での必須のものとなっています。それを好きになり、自在に使える能力を身につけることで、子供達の将来の選択肢が大きく広がっていきます。
現在の教育では小学1年生から3年生までの間に、かけ算、わり算、小数、分数等を習います。他に長さや、面積の概念や計算を行います。その後6年生までの間に図形やグラフ、面積や体積の概念、割合、速さ、式の概念、平均や約数、分数の計算等を習います。これらのことは後の中学や高校での数学の基礎となってきます。
だからこそ、小学生から始まる算数(数学)を好きになっていくことがとても重要なのです。特に1年生から3年生までに、数字に対して自信を持ち、上手に使える力を持つことがとても有効になってきます。